ベトナム航空のラウンジを利用できる7つの条件|搭乗クラス別の入り方と日本発路線のポイント!

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ベトナム航空のフライトでラウンジを使えるかどうかは、搭乗クラスや会員ステータス、出発空港によって細かく条件が分かれます。

とくにベトナム航空のロータスラウンジやビジネスラウンジは、無料で入れる人と有料でバウチャー購入が必要な人がはっきり分かれています。

ここではベトナム航空のラウンジを利用できる条件と、日本発ベトナム行き路線で指定されるラウンジの種類、Priority Passやクレジットカードラウンジとの違いを整理して確認していきます。

旅行前に一度ルールを整理しておけば、当日に「入れると思っていたのに入れなかった」というトラブルを避けやすくなります。

ベトナム航空のラウンジを利用できる7つの条件

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最初に、ベトナム航空のラウンジを無料で利用できる代表的な条件を7つに分けて整理します。

ロータスラウンジとパートナー運営のビジネスラウンジは共通する部分が多いものの、空港や時期によって細かな運用が変わることもあるため、あくまで基本的な目安として把握しておきましょう。

ファーストクラス利用

ベトナム航空やスカイチーム加盟航空会社でファーストクラスを利用する場合は、原則として出発空港のファーストクラスラウンジやビジネスクラスラウンジに無料で入室できます。

ベトナム国内の主要空港ではロータスラウンジが指定されることが多く、国際線でもファーストクラスならラウンジ利用が標準サービスに含まれると考えて問題ありません。

ただし、日本など一部の空港では自社ラウンジではなく提携航空会社や独立系のラウンジが指定される場合があり、インビテーションカードの案内に従う形になります。

ビジネスクラス利用

もっとも分かりやすい条件が、ベトナム航空やスカイチーム加盟航空会社のビジネスクラスを利用しているケースです。

ビジネスクラス航空券を購入した場合や、アップグレードによりビジネスクラスに変更した場合でも、対象のラウンジを無料で利用できます。

ベトナム国内線でも国際線でも共通してビジネスクラスはラウンジ対象になるため、搭乗クラスをワンランク上げるだけで長時間のトランジットも快適に過ごしやすくなります。

スカイチームの上級クラス

ベトナム航空便だけでなく、スカイチーム加盟航空会社のファーストクラスやビジネスクラスを利用している場合も、ベトナム主要空港のロータスラウンジやビジネスラウンジに入室できます。

この場合も基本は出発空港ごとに指定されたラウンジを利用する形で、チェックインカウンターや搭乗券にラウンジ案内が印字されていることが多いです。

スカイチーム間の取り決めにより、ベトナム乗り継ぎで24時間以内のトランジットなら上級クラス利用者はラウンジに入れるケースが一般的です。

Lotusmiles上級会員

ベトナム航空のマイレージプログラムであるLotusmilesのミリオンマイラーやプラチナ、ゴールドなどの上級会員は、エコノミークラス搭乗時でも自社運航便でラウンジを利用できる特典があります。

とくにゴールド会員以上は、ビジネスクラスラウンジやロータスラウンジへの入室が認められており、同伴者を招待できるケースもあります。

会員カードは物理カードだけでなく、ベトナム航空アプリに表示されるデジタル会員証でも利用可能とされているため、チェックイン時にはすぐ提示できるようにしておくと安心です。

SkyTeamエリートプラス会員

スカイチームのエリートプラス資格を保有している場合、ベトナム航空やスカイチーム各社の運航便に搭乗するときにロータスラウンジやビジネスラウンジの利用資格が付与されます。

ベトナムの主要空港だけでなく、スカイチームのラウンジネットワークを通じて海外空港の提携ラウンジに案内されることもあります。

エリートプラス会員は、条件を満たせば同伴者を1名まで無料招待できるルールが設けられているため、家族旅行でもラウンジを共有しやすいのがメリットです。

提携航空会社の上級会員

ベトナム航空はANAなど一部の航空会社と個別提携を結んでおり、コードシェア便を利用する場合には提携先の上級会員資格で指定ラウンジに入れることがあります。

たとえば日本発ベトナム行きの便では、ANAのプレミアムメンバーがベトナム航空運航便に搭乗するときに、成田や羽田の指定ラウンジへ案内されるケースがあります。

ただし、どのラウンジが使えるかは空港と時期によって変わるため、ANAやベトナム航空の公式案内で最新情報を確認することが重要です。

有料ラウンジバウチャー

上級クラスや上級会員でなくても、ベトナム航空が販売するビジネスクラスラウンジのEバウチャーを購入することで、対象空港のラウンジに有料で入室できる場合があります。

Eバウチャーには有効期限が設定されており、発行日から一定期間内に利用する必要があるため、購入前に旅程との相性をよく確認しておきましょう。

バウチャー利用時は、搭乗券や身分証明書、会員情報に加えて、購入時に送られてくるバウチャーコードの提示が求められます。

ベトナム航空ラウンジの種類

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次に、ベトナム航空が用意しているラウンジの種類と、それぞれの位置付けやサービスの違いを整理します。

ロータスラウンジとビジネスラウンジの違いを理解しておくと、どの空港で何を期待できるかイメージしやすくなります。

ロータスラウンジの特徴

ロータスラウンジはベトナム航空が自社で所有し運営する専用ラウンジで、ハノイやホーチミンなどベトナム主要空港に設けられています。

内装やサービスは自社ブランドとして統一感があり、ビュッフェやドリンク、ビジネス設備、シャワーなどがバランスよく整えられているのが特徴です。

ベトナム航空らしい落ち着いた色合いのインテリアや、現地料理を含むフードラインナップを楽しめる点も、旅の前に気分を高めてくれるポイントです。

  • 自社運営ラウンジ
  • ベトナム主要空港に設置
  • 国際線と国内線エリアに配置
  • ビュッフェ形式の食事
  • アルコールとソフトドリンク
  • 高速WiFiと電源
  • 一部空港でシャワー

ビジネスクラスラウンジの位置付け

ビジネスクラスラウンジは、ベトナム航空が他社や空港と提携して利用しているラウンジの総称で、自社ラウンジがない空港や海外の空港で案内されるケースが多いです。

ロータスラウンジと比べるとサービス内容や雰囲気はラウンジの運営会社ごとに異なり、同じベトナム航空のビジネスクラスでも利用体験が空港ごとに大きく変わる場合があります。

代表的な日本の空港でも、独立系ラウンジや他社航空会社のビジネスクラスラウンジを「ベトナム航空ビジネスクラスラウンジ」として案内している例があります。

ラウンジ種別 ベトナム航空提携ビジネスクラスラウンジ
運営主体 空港会社や他社航空会社
設置場所 自社ラウンジがない空港
対象利用者 ビジネスクラスや上級会員
サービス傾向 ホットミールやアルコールなど基本設備
雰囲気 運営会社ごとに個性がある空間

ラウンジサービスの内容

ロータスラウンジとビジネスクラスラウンジに共通しているのは、出発前の時間を快適に過ごすための食事とドリンク、休憩スペース、仕事環境が整っている点です。

フードカウンターではベトナム料理の軽食や温かいメニュー、パンやデザートなどがビュッフェ形式で提供されることが多く、アルコールを含むドリンクも自由に楽しめます。

また、電源付きの座席やビジネスデスク、無料WiFiといった設備も標準的に備わっており、フライト前にオンライン会議やメール返信を済ませておきたい人にも便利です。

Priority Pass対象ラウンジとの違い

ベトナム航空が運営するロータスラウンジ自体は、原則としてPriority Passの対象ではなく、搭乗クラスやステータスに応じたクローズドな運用が基本です。

一方で同じ空港内には、Song Hong Business LoungeやPremium Lounge CentrairなどPriority Passで利用できる独立ラウンジが併設されているケースもあります。

上級会員資格やビジネスクラスでロータスラウンジを使うか、Priority Passで独立系ラウンジに入るか、当日の混雑状況や好みに応じて選べるのがベトナム路線の面白いところです。

日本発ベトナム航空便で利用できる主なラウンジ

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ここからは、日本の主要空港からベトナム航空便に搭乗する際に案内されることが多いラウンジを空港別に整理します。

実際にどのラウンジが使えるかは、航空会社同士の提携状況やラウンジの改装、混雑状況などによって変わるため、チェックインカウンターでの案内を最終的な情報として扱うのが安全です。

成田空港第1ターミナル

成田空港第1ターミナルにはベトナム航空自社ラウンジはなく、スカイチーム系や提携会社と共同利用しているラウンジが指定されます。

ビジネスクラスや上級会員は航空会社共用ラウンジである成田プレミアラウンジなどに案内されることが多く、エコノミークラスでも上級会員資格があればインビテーションカードが発行されます。

Priority Passでは入れない航空会社専用ラウンジもあるため、どの資格でどのラウンジに入れるかは、自分の条件と照らし合わせて事前に確認しておきましょう。

空港 成田空港第1ターミナル
代表的なラウンジ 成田プレミアラウンジなどの共同ラウンジ
主な対象者 ビジネスクラス搭乗者や上級会員
入室方法 ベトナム航空チェックインでインビテーション受領
Priority Pass 別の独立系ラウンジが対象となる場合あり

羽田空港第3ターミナル

羽田空港からベトナム航空便に搭乗する場合、ビジネスクラスや上級会員はANAラウンジやデルタスカイクラブなど、提携関係にあるラウンジへ案内されるケースがあります。

どのラウンジを使えるかは、利用する便名や提携状況によって変わるため、チェックイン時に案内されたラウンジを基本としつつ、時間に余裕があればターミナル内の動線も確認しておくと安心です。

Priority Passで利用できるラウンジは別に存在することが多く、混雑状況によっては航空会社指定ラウンジより独立系ラウンジのほうが快適に過ごせるケースもあります。

  • ANAラウンジなど航空会社ラウンジ
  • デルタスカイクラブなどスカイチーム系ラウンジ
  • Priority Pass対応の独立ラウンジ
  • ビジネスクラスや上級会員で利用可能
  • 利用可否はコードシェアや提携条件によって変動

関西国際空港

関西国際空港では、スカイチーム系の自社ラウンジがないことから、JALサクララウンジやKIX Lounge Kansaiなどがベトナム航空利用時の指定ラウンジになってきました。

ビジネスクラスや上級会員はこれらのラウンジに案内される一方、Priority Passで利用できる独立ラウンジも別に存在するため、自分の保有カードやステータスに合わせた選択が可能です。

ラウンジの閉鎖やリニューアルに伴い、利用できるラウンジが時期によって変更されることもあるため、最新情報はベトナム航空の日本語ページを確認するのがおすすめです。

中部国際空港と福岡空港

中部国際空港セントレアでは、Premium Lounge CentrairやJALサクララウンジなど、複数のラウンジがベトナム航空便利用者の指定ラウンジまたは選択肢となることがあります。

福岡空港では、ラウンジ福岡など空港ラウンジが指定されるケースが多く、一部期間ではラウンジが休止されてミールクーポンに置き換わる対応が行われていたこともあります。

いずれの空港でも、ベトナム航空便のチェックイン案内や空港のラウンジ一覧ページを確認することで、当日どのラウンジが利用対象かを把握しやすくなります。

ラウンジ利用を最大限に活かすコツ

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最後に、ベトナム航空のラウンジをより快適に使うための実務的なポイントを整理します。

「条件を満たしているのに入れなかった」「せっかくのラウンジが混雑しすぎていた」といったもったいない状況を避けるために、事前に押さえておきたいコツです。

入室時に必要なもの

ラウンジに入室する際には、搭乗券とパスポートに加えて、ステータスや会員資格を証明するカードやアプリ画面の提示が求められます。

Lotusmilesやスカイチームの上級会員がラウンジを利用する場合は、物理カードだけでなくスマホアプリに表示される会員証も有効とされているため、事前にログイン状態を確認しておきましょう。

有料バウチャーや特典で入室する場合は、メールで届いたバーコードやバウチャーコードをそのまま提示できるように保存しておくとスムーズです。

  • 搭乗券とパスポート
  • 会員カードまたはデジタル会員証
  • 有料バウチャーのコード
  • 同伴者の搭乗券
  • 本人確認書類

混雑時間帯と利用時間の目安

ベトナム航空やスカイチームの便が集中する時間帯は、ロータスラウンジや提携ラウンジがかなり混雑し、座席やシャワールームの確保が難しくなることがあります。

出発ラッシュのピークを避けて少し早めにラウンジ入りするか、混雑時間帯はあえて別のPriority Pass対応ラウンジを利用するなど、時間と場所を分散させるのも賢い選択です。

短いトランジットでは食事とシャワーに重点を置き、長い乗り継ぎでは作業スペースや仮眠できるエリアを優先するなど、自分の目的に合わせて滞在時間を組み立ててみましょう。

時間帯 ベトナム行き夜便の出発前
混雑傾向 出発ラッシュで着席が難しいことがある
おすすめ行動 少し早めに入室して席を確保
短時間滞在の目安 食事とシャワー中心で約30〜60分
長時間滞在の目安 仕事や休憩を含めて90〜180分

Priority Passやクレジットカードラウンジとの使い分け

ベトナム航空のラウンジ利用条件を満たしている場合でも、同じ空港にPriority Pass対応の独立ラウンジやクレジットカードラウンジがあれば、そちらを選んだほうが快適な場合があります。

たとえば、ロータスラウンジが非常に混雑している時間帯は、すぐ隣のPriority Pass対象ラウンジのほうが座席に余裕があり、シャワー待ちも短いといったレビューが見られることがあります。

ベトナム航空のステータスとPriority Passの両方を持っているなら、フードの内容や混雑具合、搭乗口への距離などを総合的に見て、そのとき一番ストレスの少ないラウンジを選ぶのがポイントです。

ベトナム航空ラウンジ利用で旅時間を快適にするポイント

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ベトナム航空のラウンジは、搭乗クラスや会員ステータス、有料バウチャーの有無によって利用条件が変わる仕組みになっており、ファーストクラスやビジネスクラス、Lotusmilesやスカイチームの上級会員に広く開かれています。

日本発ベトナム行きの路線では、自社ラウンジではなく成田プレミアラウンジやANAラウンジ、JALサクララウンジ、KIX Lounge Kansai、Premium Lounge Centrair、ラウンジ福岡など、空港ごとに異なる提携ラウンジが案内されるのが特徴です。

事前に自分の搭乗クラスとステータス、出発空港で指定される可能性のあるラウンジを把握しておけば、当日はチェックインカウンターで受け取るインビテーションを確認するだけで、スムーズにラウンジへ向かうことができます。

混雑時間帯を避けたり、Priority Pass対応ラウンジと使い分けたりする工夫を加えることで、ベトナム航空のラウンジを旅の楽しみのひとつとして最大限に活用できるはずです。