ベトナム最大の都市ホーチミンは、夜になると一気に表情を変え、ネオンがきらめくナイトスポットが一斉に動き出します。
そのなかでもホーチミンでガールズバーを利用してみたいと考える日本人旅行者や駐在員は多く、安全面や料金システムが気になる人も少なくありません。
この記事ではホーチミンのガールズバー事情を整理しつつ、現地の法律や治安にも触れながら、無理のない範囲で夜を楽しむためのポイントをまとめます。
日本と文化やルールが違うからこそ、事前に知っておくべきことを押さえてからホーチミンの夜の雰囲気を味わっていきましょう。
ホーチミンでガールズバーを楽しむ前に知っておきたい7つのポイント
まずはホーチミンでガールズバーを利用する前に押さえておきたい基本情報を七つの視点から整理します。
エリアごとの特徴や料金相場だけでなく、チップ文化やトラブル回避のコツも知っておくことで安心感がぐっと高まります。
主なエリア
ホーチミンでガールズバーやカウンターバーが集まっている代表的なエリアとしては、日本人街として知られるレタントン周辺が挙げられます。
ほかにもバックパッカー街として有名なブイビエン通りや、その近くのパスター周辺にはローカル色の強いバーが点在しています。
初めての場合は日本語が通じる店が多く、治安面でも比較的落ち着いたレタントンエリアから慣れていくのが無難です。
- レタントン周辺
- ブイビエン通り周辺
- パスター通り周辺
- ドンコイ通り周辺
どのエリアも夜は人通りが多く賑やかなので、裏路地の暗い場所を避けて大通り側を歩くように心がけると安心です。
料金相場
ホーチミンの一般的なバーやクラブでは、一杯あたりのドリンクはおおよそ数百円相当からと、日本と比べるとリーズナブルな価格帯が多いです。
ガールズバーや日式カラオケになると、基本料金に飲み放題や指名料が含まれ、セット料金が数千円相当からというケースが見られます。
ただし女の子のドリンクやフードを多く注文すればその分会計は一気に上がるため、自分の中で予算の上限を決めておくことが大切です。
メニューに税金やサービス料が含まれているかどうかも必ず確認し、聞きづらい場合は紙に数字を書いてもらうなどして曖昧さを残さないようにしましょう。
システム
ホーチミンのガールズバーでは、日本のガールズバーと似たようなシステムを採用している店も多く、カウンター越しに会話を楽しむスタイルが一般的です。
時間制のセット料金で飲み放題になっている場合もあれば、ワンドリンクごとにチャージがかかるパターンもあるため、最初にシステム説明を聞くことが欠かせません。
女の子のドリンクは別料金になっていることが多く、「一杯飲んでいい」と伝えるたびに会計が加算される仕組みになっている点にも注意が必要です。
延長の有無や延長料金も事前に確認しておき、時間管理を自分でも意識しながら楽しむようにすると、想定外の請求を避けやすくなります。
チップ文化
ベトナムではチップは必須ではありませんが、夜のお店では良いサービスを受けたと感じたときに、心づけとして少額を渡す文化があります。
ガールズバーでも、担当してくれた女の子が丁寧に接客してくれた場合や、店全体の雰囲気が良かった場合に、ささやかなチップを渡す人が多いです。
ただし高額なチップを強く要求されたり、納得できない金額を提示されたときは、無理をせず自分が妥当だと思う範囲で断ることも大切です。
チップはあくまで感謝の気持ちを表すものであり、支払い能力を超えてまで渡す必要はないと考え、冷静な判断を心がけましょう。
ぼったくり対策
観光客が多いエリアでは、一部の悪質な店で料金トラブルが起きることもあり、ぼったくり対策は欠かせません。
呼び込みに連れられてそのまま入店するのではなく、店頭の料金表示やメニューを自分の目で確認することが第一歩です。
セット料金の内容や女の子のドリンク代、カラオケ代、サービス料などを細かく聞き、曖昧な説明しか返ってこない店は避けた方が無難です。
会計時に不審な金額が含まれている場合は、レシートや明細を落ち着いて確認し、納得できない項目があればその場で説明を求めてください。
治安
ホーチミンは観光客が多い大都市であり、夜間も人通りが多いエリアでは比較的治安は落ち着いている一方で、スリや置き引きのリスクは常に存在します。
ガールズバーに行く際も、スマホや財布をテーブルの上に置きっぱなしにせず、斜め掛けバッグやチャック付きポーチにまとめておくと安心です。
泥酔して一人でふらふら歩く、知らない人に誘われて人気のない場所に付いていくといった行動はトラブルの原因になりやすいので避けましょう。
またベトナムでは売春や買春は法律で禁止されているため、法的に問題のあるサービスや誘いには決して応じないことが自分の身を守ることにもつながります。
コミュニケーション
ホーチミンのガールズバーでは、日本語を話せるスタッフがいる店もあれば、ベトナム語や英語が中心の店もあり、言葉のハードルを感じることもあります。
簡単な英語やベトナム語の挨拶を覚えていくと、その一言だけでも距離感がぐっと縮まり、会話もスムーズになりやすいです。
相手の文化や価値観を尊重し、相手が嫌がる話題をしつこく振らない、無理にお酒を勧めないといった基本的なマナーを守ることも重要です。
言葉が通じにくいときは、スマホの翻訳アプリやメモ帳を使って伝える方法もあるため、焦らずにゆっくりコミュニケーションを楽しんでみてください。
ホーチミンのガールズバーの種類
ここではホーチミンで見かける代表的なガールズバーのタイプを整理し、それぞれのおおまかな特徴を押さえておきます。
自分の好みや目的に合わせてスタイルを選べるようにしておくと、限られた時間のなかでも満足度の高い夜を過ごしやすくなります。
レタントンのカウンターバー
レタントン周辺には、日本語が通じる小規模なカウンターバーが多く、日本人駐在員や出張者が仕事帰りに立ち寄るような雰囲気の店が集まっています。
店によっては女性スタッフがカウンター越しに接客し、日本のガールズバーに近い感覚で会話やお酒を楽しめるのが特徴です。
料金はドリンク代にチャージが加わるスタイルや、一定時間飲み放題のセットになっているスタイルなど、店ごとに違いがあります。
| スタイル | 日本人向けカウンターバー |
|---|---|
| 雰囲気 | 落ち着いた店内 |
| 日本語対応 | スタッフが日本語を話す店が多い |
| 料金目安 | ドリンク数杯とチャージで数千円程度 |
| 利用シーン | 一人飲みや出張時の二軒目 |
初めてでも入りやすい雰囲気の店が多いため、ホーチミンの夜に慣れるまではレタントンのカウンターバーを中心に試してみると安心です。
ビアオムスタイル
ブイビエン通り周辺などでは、テラス席が中心のバーに若い女性スタッフが座っている、いわゆるビアオムスタイルの店も見かけます。
屋外で音楽を聴きながらビールを楽しむ感覚に近く、開放的な雰囲気のなかで現地の若者や旅行者が入り混じっているのが特徴です。
料金自体は一杯ごとの注文が中心ですが、女の子のドリンクを多く奢ると会計は跳ね上がりやすいため、最初に自分の予算を伝えておくと安心です。
- オープンテラス席が多い
- 音楽が大音量の店が多い
- スタッフの勧誘が積極的
- ローカル客と観光客が混在
ビアオムスタイルの店では、料金説明が曖昧なまま飲み始めるとトラブルにつながりやすいので、メニューや価格表をしっかり確認してから注文を始めるようにしましょう。
カラオケバー
ホーチミンには、カラオケルームで歌いながらお酒と会話を楽しむ日式カラオケバーもあり、接待や団体利用に使われることも少なくありません。
セット料金のなかにルーム代と基本ドリンク、指名料などが含まれているケースが多く、日本のキャバクラよりもコストパフォーマンスが良いと感じる人もいます。
一方で、チップや延長、追加ボトルなどを重ねるとそれなりの金額になるため、参加メンバー全員で事前に予算を共有しておくことが大切です。
歌と会話を中心にした健全な楽しみ方にとどめ、法律に反するサービスや過度な要求をされる場面では、きっぱりと断る姿勢を持つことが求められます。
初めて利用するときの流れ
ここからはホーチミンでガールズバーを初めて利用する人向けに、店選びから会計までのおおまかな流れをステップごとに整理していきます。
事前にイメージを持っておくだけでも、不安が減り、現地で落ち着いて行動しやすくなります。
予算の決め方
まずは一晩の予算を日本円ベースでざっくり決めておき、それを現地通貨ベトナムドンに換算しておくと、支払い時に迷いにくくなります。
一軒だけで済ませるのか、バーをはしごするのかによっても必要な金額は変わるため、夜のプラン全体を考えながら上限を設定しましょう。
タクシー代やホテルまでの移動費、予備のお金も含めて考え、財布には必要以上の現金を入れすぎないようにすると安全面でも安心です。
クレジットカードを使う場合でも、暗証番号を周囲から見えないように入力するなど、防犯意識を忘れないようにしてください。
店に入る前の確認
店に入る前には、入口付近の料金表やメニューを確認し、チャージやセット料金がどうなっているのかをチェックしましょう。
不明点があればスタッフに簡単な英語やジェスチャーで質問し、納得がいくまで説明を求めることが大切です。
口コミサイトや地図アプリのレビューを事前に見ておくと、過去に料金トラブルが多い店を避ける目安にもなります。
- 入口で料金表を確認する
- セット内容をスタッフに尋ねる
- 口コミ評価の低い店は避ける
- 支払い方法を事前に確認する
店側の説明があいまいだったり、質問に対してはぐらかすような対応が続く場合は、その店にこだわらず別の店を探すのが賢明です。
滞在中のマナー
店内では大声で騒ぎすぎない、周りのお客さんに迷惑をかけないなど、一般的なマナーを守ることが基本になります。
女性スタッフに対しても、無理やりお酒を飲ませる、身体にしつこく触れるといった行為はトラブルの原因になるため厳禁です。
写真や動画撮影については、店によってルールが異なるため、撮影前に必ずスタッフや女の子に許可を得るようにしましょう。
酔いが回ってきたと感じたら、早めに水を飲んだり、お酒のペースを落とすなど、自分でセルフコントロールを行うことも大切です。
支払いのポイント
支払い時には、持ってきてもらった伝票や明細をその場で確認し、注文していない項目や不明なチャージがないかをチェックします。
不明点があれば、落ち着いて質問し、一つずつ内容を確認していくことで、大きなトラブルに発展しにくくなります。
現金で支払う場合は、お釣りの金額もその場で確認し、多額の現金をテーブルの上に置きっぱなしにしないように気を付けてください。
タクシーや配車アプリで帰る場合は、店の前で長時間立ち話をせず、なるべく早く車に乗ってホテルへ戻るようにすると安全です。
ホーチミンで夜を楽しめる他のスポット
ホーチミンにはガールズバー以外にも、夜景を眺めながらゆっくり飲めるルーフトップバーや、ローカルな雰囲気を味わえるナイトマーケットなど、多彩な夜の楽しみ方があります。
ガールズバーだけに絞らず、いろいろなスポットを組み合わせることで、よりバランスの良いナイトライフを体験できます。
ルーフトップバー
ホーチミン中心部の高層ビルには、夜景を一望できるルーフトップバーが多数あり、カクテルを飲みながら街の灯りを眺められる人気スポットになっています。
ホテル併設のバーも多く、落ち着いた雰囲気のなかでカップルや友人同士がゆったり過ごす姿が見られます。
ドレスコードが設定されている店もあるので、サンダルやタンクトップは避け、少しきれいめの服装を意識するとスムーズに入店できます。
| 特徴 | 夜景とカクテルを楽しめる |
|---|---|
| エリア | 1区中心部の高層ビル |
| 予算目安 | 一杯数百円〜数千円程度 |
| 利用シーン | カップルや友人との語らい |
ガールズバーに行く前後に立ち寄れば、ホーチミンの夜景を背景にした特別な時間を過ごすことができ、旅の満足度も高まりやすくなります。
クラフトビールバー
近年ホーチミンではクラフトビール文化も盛り上がっており、個性豊かなローカルビールを提供するバーが増えています。
店内ではIPAやスタウト、フルーツを使ったビールなど、多彩なラインナップから好みの一杯を選ぶ楽しさがあります。
落ち着いた雰囲気の店が多いため、会話を楽しみながらゆっくり飲みたい人に向いています。
アルコール度数が高いビールもあるので、グラスごとの度数を確認しつつ、自分のペースで楽しむようにしましょう。
ナイトマーケット
ホーチミン周辺のナイトマーケットでは、屋台でローカルフードを味わったり、雑貨や服を買い物したりしながら、賑やかな夜の雰囲気を満喫できます。
屋台のビールや軽食は価格も手頃で、予算を抑えつつ現地の生活感を感じたい人にぴったりです。
スリ対策として、背負ったリュックは前に抱える、スマホをポケットに入れっぱなしにしないなどの工夫をしておくと安心です。
ナイトマーケットで軽く飲んだあとに、近くのバーで二次会を楽しむといった組み合わせも、ホーチミンならではの夜の過ごし方と言えるでしょう。
ホーチミンでガールズバーを利用するときに意識したいこと
ホーチミンでガールズバーを楽しむうえで重要なのは、料金システムやチップ文化を理解するだけでなく、現地の法律や治安を意識し、自分の身を守る行動を取ることです。
エリアや店のスタイルごとの違いを把握し、事前に予算を決めてから利用すれば、予想外の出費やトラブルをかなり減らすことができます。
さらに、ガールズバーだけに偏らず、ルーフトップバーやナイトマーケットなど、ホーチミンの多彩な夜のスポットを組み合わせることで、旅の思い出はより豊かになります。
安心と節度を大切にしながら、自分なりのペースでホーチミンの夜を味わっていきましょう。
