「タイ ベトナム 周遊」で検索する人の多くは、限られた日数と予算のなかでどの都市を組み合わせればいいか、モデルプランや費用感を知りたいと考えています。
タイとベトナムは距離が近く、LCCやレガシーキャリアの直行便も多いため、1回の休暇で2カ国を一気に楽しめるのが大きな魅力です。
一方で、日数配分や周遊順序、フライトの取り方を間違えると移動ばかりの慌ただしい旅行になりかねません。
ここでは、タイ・ベトナム周遊のおすすめ日数とモデルプラン、ベストシーズンや費用の目安、準備で押さえたいポイントまでを一通り整理して解説します。
これから旅の計画を立てる人が、自分の旅スタイルに合ったプランをイメージできるよう、できるだけ具体的にイメージしやすい情報をまとめました。
タイ・ベトナム周遊の最適な日数とモデルプラン5選
最初のセクションでは、タイ・ベトナム周遊を検討している人が一番知りたい「日数配分」と「モデルプラン」を、代表的な5パターンに分けて紹介します。
有給が取りにくい人向けの弾丸プランから、10日以上使って両国をじっくり味わうプランまで、旅のスタイル別にイメージしやすいよう整理します。
それぞれのプランごとに、訪問都市や見どころ、予算感を簡単な表でもまとめるので、比較しながら自分に合うコースを検討してみてください。
5日間プラン
5日間のタイ・ベトナム周遊は、都市を2つに絞って駆け足で雰囲気をつかむ弾丸トリップ向きです。
おすすめは日本発バンコク入りホーチミン発日本帰国のように、オープンジョー航空券で無駄な往復を減らすルートです。
観光に使える実質日数は3日程度になるため、寺院や旧市街、ナイトマーケットなど定番スポットを中心にメリハリを付けて回ると満足度が高まります。
有給が取りづらい会社員や、東南アジアリピーターがサクッと2カ国の空気を味わいたいときに向いた構成です。
| 日数 | 5日間 |
|---|---|
| 訪問都市 | バンコク/ホーチミンなど2都市 |
| 主な見どころ | 寺院街・旧市街・ナイトマーケット |
| おすすめタイプ | 弾丸旅行・有給が少ない人 |
| 予算目安 | 1人約15万〜25万円 |
7日間プラン
7日間あればタイにもベトナムにも3〜4日ずつ滞在できるため、初めての東南アジア周遊でも満足度の高いバランスを取りやすくなります。
モデルケースとして、前半をバンコクとアユタヤ、後半をホーチミンとメコンデルタというように、都市観光と日帰り郊外ツアーを組み合わせる人が多いです。
移動は日本からバンコク入り、バンコクからホーチミンへはLCCかレガシーキャリアの直行便、日本への帰国はホーチミン発を選ぶと効率的です。
観光もグルメもショッピングも楽しみたい人にとって、7日間は「移動疲れしない範囲で2カ国を味わえる」ちょうどよい長さと言えます。
| 日数 | 7日間 |
|---|---|
| 訪問都市 | バンコク・アユタヤ・ホーチミンなど |
| 主な見どころ | 世界遺産・ナイトマーケット・ローカルグルメ |
| おすすめタイプ | 初めての東南アジア周遊 |
| 予算目安 | 1人約18万〜30万円 |
10日間プラン
10日間前後のタイ・ベトナム周遊なら、都市観光に加えてビーチやリゾート滞在も組み込めるゆとりがあります。
たとえば、バンコクとチェンマイに加えてベトナム側ではホーチミンとダナン、またはホイアンを組み合わせると、街歩きとリゾート滞在の両方を楽しめます。
長めの休みを確保できる人や、新婚旅行などゆっくり時間をかけて東南アジアを満喫したい人向けのスケジュールです。
夜行バスや寝台列車をあえて取り入れて、移動時間も旅の思い出に変えるスタイルとも相性が良い日数です。
| 日数 | 10日間前後 |
|---|---|
| 訪問都市 | バンコク・チェンマイ・ホーチミン・ダナンなど |
| 主な見どころ | 古都散策・ビーチリゾート・ローカル市場 |
| おすすめタイプ | 新婚旅行・長期休暇の旅 |
| 予算目安 | 1人約25万〜40万円 |
バンコク発ホーチミン行き
周遊順序をバンコク発ホーチミン行きにすると、物価の高い都市から物価の安い都市へと移動するため、旅の後半に財布の負担が軽くなるのが特徴です。
日本からの便数が多いバンコクを最初の拠点にしてフライト遅延などのリスクを抑え、旅慣れてきた頃にベトナムのローカルな雰囲気を楽しむ流れになります。
タイ側でショッピングやマッサージをたっぷり楽しみ、ベトナム側ではカフェ文化やローカル食堂を中心にのんびり過ごすスタイルと相性がよい順序です。
航空券も日本発バンコク行きとホーチミン発日本行きのオープンジョーチケットを軸に組み立てると、価格と利便性のバランスが取りやすくなります。
| 日数 | 7日〜10日 |
|---|---|
| 訪問都市 | バンコク・ホーチミン |
| 主な見どころ | 寺院群・屋台街・カフェ・メコンデルタ |
| おすすめタイプ | ショッピング重視・女子旅 |
| 予算目安 | 1人約20万〜35万円 |
ホーチミン発バンコク行き
ホーチミン発バンコク行きの順序では、ベトナムのローカル感あふれる街から旅を始め、最後にバンコクでショッピングやエステを楽しむ流れになります。
物価の安いベトナムでまずは長めに滞在してから、旅の締めくくりとしてバンコクで少し贅沢なホテルやスパを予約するプランも人気です。
航空券の価格や空席状況によっては、ホーチミン入りのほうが安くなる時期もあるため、比較サイトで両方向の価格を見比べてから決めるのがおすすめです。
旅の最後をバンコクで迎えることで、空港アクセスやショッピングモール利用など、帰国前の時間を有効に使いやすいのもメリットです。
| 日数 | 7日〜10日 |
|---|---|
| 訪問都市 | ホーチミン・バンコク |
| 主な見どころ | コロニアル建築・市場・寺院・ルーフトップバー |
| おすすめタイプ | カップル旅行・記念日旅行 |
| 予算目安 | 1人約20万〜35万円 |
タイ・ベトナム周遊のベストシーズン
次に、タイ・ベトナム周遊を計画するときに重要な「ベストシーズン」と「気候の特徴」について整理します。
どちらの国も基本的には一年中旅行可能ですが、雨季や猛暑期をどう避けるかで旅の快適さが大きく変わります。
ここではおおまかな気候の傾向と、それぞれの時期に合った楽しみ方のコツを紹介します。
乾季の魅力
タイとベトナムの多くのエリアでは、11〜2月ごろが比較的雨が少なく過ごしやすい乾季にあたります。
湿度が落ち着き、観光や街歩きがしやすいことから、周遊旅行のベストシーズンとして選ばれることが多い時期です。
ただし乾季はハイシーズンでもあるため、航空券や人気ホテルの価格は年間で高めになりがちです。
年末年始や旧正月の前後は特に混雑するので、早めの予約と日程調整を意識する必要があります。
- ベストシーズンの目安:11月〜2月
- 気温の傾向:日中30度前後で湿度はやや低め
- おすすめの楽しみ方:寺院巡り・街歩き・屋外マーケット
- 注意点:ハイシーズン料金・混雑・早期予約の必要性
雨季の過ごし方
5〜10月ごろは雨季にあたり、スコールや連日の雨が増える一方で、旅行代金が安くなるメリットもあります。
雨季といっても一日中降り続くわけではなく、短時間の強い雨が降ってすぐに止むパターンも多いです。
そのため、屋内観光やカフェ巡りを中心にスケジュールを組み、雨が上がったタイミングで屋外スポットを回ると快適に過ごせます。
台風シーズンと重なる時期もあるため、長距離移動の日程には余裕を持たせ、現地ニュースや航空会社のアナウンスをこまめに確認することが大切です。
イベントシーズン
タイとベトナムには、それぞれの国ならではの祭りやイベントがあり、周遊旅行に合わせると印象深い体験になります。
代表的なものとして、タイの水掛け祭りソンクランや、ベトナムのテト(旧正月)前後のにぎわいなどがあります。
これらの期間は独特の雰囲気や特別な屋台が楽しめる反面、交通機関や観光施設が混雑したり休業になったりする点には注意が必要です。
イベント重視で日程を組む場合は、混雑や値上がりも「含めて楽しむ」くらいの気持ちで計画するとストレスが少なくなります。
- タイ:4月中旬のソンクラン
- タイ:11月ごろのロイクラトン
- ベトナム:1〜2月ごろのテト(旧正月)前後
- 共通:クリスマス〜年末年始のホリデーシーズン
タイ・ベトナム周遊の移動ルートと交通手段
ここでは、タイとベトナムを行き来する際のおすすめルートと、都市間・国内で利用しやすい交通手段を整理します。
移動の組み方次第で観光に使える時間が大きく変わるため、ルート設計は旅行の満足度に直結するポイントです。
フライトや鉄道、長距離バスなどそれぞれのメリットを理解して、自分のスタイルに合った移動手段を選びましょう。
おすすめの周遊順序
周遊順序としては、日本からの直行便が多い都市を起点にし、物価や体力の配分を考えてルートを組むのが基本です。
代表的なパターンは、日本→バンコク→ホーチミン→日本と、日本→ホーチミン→バンコク→日本の2つです。
どちらの順序でも、タイ・ベトナム間は2〜3時間程度のフライトで行き来できるため、移動の負担は比較的軽めです。
航空券の価格や乗り継ぎの有無、現地で滞在したいイベント時期などを総合的に見て、よりメリットの大きい順序を選ぶとよいでしょう。
国際線とLCCの活用
タイとベトナム間の移動には、フルサービスキャリアとLCCの両方が就航しており、時間帯と価格のバランスを取りやすくなっています。
短時間のフライトであれば、預け荷物や座席指定など必要なオプションだけ追加したLCCを使うのも有力な選択肢です。
一方で、乗り継ぎが絡むスケジュールや到着時間が深夜帯になる場合は、変更やサポートに強いフルサービスキャリアを選ぶ安心感もあります。
同じルートでも航空会社や日程によって価格差が大きく出るため、複数の比較サイトで総額を確認してから予約することが大切です。
| 区間 | バンコク〜ホーチミン |
|---|---|
| 所要時間 | 約2〜3時間 |
| 主な手段 | フルサービスキャリア・LCC |
| 運航頻度 | 1日数便〜 |
| 目安料金 | 片道数千円〜数万円 |
都市間移動のポイント
バンコクやホーチミンなどの大都市では、地下鉄や高架鉄道、タクシー、配車アプリなど複数の移動手段が利用できます。
短距離移動には配車アプリやメータータクシーが便利で、事前に目的地を地図上で指定できるため、言葉の不安があっても利用しやすいです。
長距離移動では、国内線フライトや寝台列車、長距離バスなどを組み合わせて、時間と予算のバランスをとるのがポイントです。
深夜や早朝の移動では治安面にも気を配り、信頼できる交通手段や送迎サービスを選ぶようにしましょう。
タイ・ベトナム周遊の費用感と節約のコツ
このセクションでは、タイ・ベトナム周遊に必要なおおまかな費用感と、予算を抑えつつ満足度を高めるための工夫を紹介します。
航空券やホテル代は時期によって大きく変動するため、目安を知ったうえで自分なりの優先順位を決めることが重要です。
どこにお金をかけて、どこで節約するかを意識すると、同じ予算でも旅の満足度が大きく変わります。
航空券費用の目安
日本とタイ・ベトナムを結ぶ航空券は、出発地や時期によって価格幅が大きく変わります。
繁忙期の直行便は高くなりがちですが、早めの予約や平日発着、乗り継ぎ便の活用でコストを抑えられます。
周遊の場合は「日本→タイ→ベトナム→日本」のようなオープンジョー航空券を使うと、現地での無駄な往復を減らせるため総移動コストを下げやすくなります。
航空券比較サイトで複数日程を並べて表示し、数日ずらした場合の価格差も確認しておくと、予算調整の自由度が高まります。
現地物価のイメージ
タイとベトナムの物価は日本より安いことが多く、ローカル食堂や屋台を利用すれば1食数百円程度でお腹いっぱい食べられます。
カフェやスイーツも、日本のチェーン店よりやや安い価格帯で楽しめることが多く、毎日気軽に立ち寄れるのが魅力です。
一方で、都市中心部の高級ホテルやルーフトップバー、観光客向けレストランは日本と同程度か、それ以上の価格になることもあります。
同じ都市でも選ぶ店やエリアによって出費は大きく変わるため、事前に口コミサイトや地図アプリでおおよその価格帯をチェックしておくと安心です。
- ローカル食堂:1食数百円〜
- カフェ・スイーツ:1回数百円〜
- マッサージ:1時間数千円前後
- タクシー・配車アプリ:短距離で数百円〜
節約しつつ満足度を上げるコツ
旅の満足度を保ちながら費用を抑えるには、「移動」と「宿泊」のバランスを見直すのが効果的です。
移動では、ピークシーズンを外した日程や、便の多い路線を選ぶことで航空券の価格を抑えられます。
宿泊は、全日程を高級ホテルにするのではなく、数泊だけご褒美ホテルを組み込んで、残りはコスパのよい中級ホテルやゲストハウスにする方法もあります。
現地ツアーはすべてを日本から予約するのではなく、一部は現地の旅行会社やオンライン予約サイトで比較しながら選ぶと、価格と内容のバランスが取りやすくなります。
- 航空券は早期予約+平日発着を意識する
- ホテルは「立地優先」と「価格優先」を日程で分ける
- ツアーは現地予約も候補に入れる
- 両替とキャッシュレス決済を組み合わせて手数料を抑える
タイ・ベトナム周遊で知っておきたい準備と注意点
最後の詳細セクションでは、タイ・ベトナム周遊旅行を安全かつ快適に楽しむための準備と注意点をまとめます。
ビザや滞在日数のルール、治安情報、持ち物、通信手段などを事前に把握しておくことで、現地でのトラブルを大きく減らせます。
ここで紹介する内容をチェックリスト代わりにしながら、自分の旅程に合わせて必要な準備を整えていきましょう。
ビザと滞在日数の基本
日本のパスポートを持つ旅行者は、条件を満たせばタイもベトナムも一定日数までは観光目的のビザが免除される運用になっています。
周遊旅行で一般的な1〜2週間程度の滞在であれば、ビザなしでの入国が可能なケースが多いですが、制度は変更されることもあるため必ず最新情報を確認しましょう。
また、帰国便や第三国への出国便の予約確認を求められることがあるため、往復航空券または周遊ルートを証明できる予約記録は手元にまとめておくと安心です。
パスポートの残存有効期間は、入国時点で6カ月以上を求められることが多いので、更新時期が近い場合は早めの更新も検討してください。
治安とトラブル対策
タイとベトナムは、一般的な観光地として多くの旅行者が訪れる国ですが、人混みではスリや置き引きなどの軽犯罪に注意が必要です。
現金やスマートフォン、パスポートなどの貴重品は、首下げポーチやウエストポーチを活用するなど、肌身離さず持ち歩く工夫をしましょう。
夜間の一人歩きや人通りの少ない路地に入ることは避け、移動は信頼できるタクシーや配車アプリを利用するのが基本です。
万一のトラブルに備えて、海外旅行保険への加入や、パスポートとクレジットカード情報の控えを別の場所に保管しておくと、対応がスムーズになります。
持ち物と通信環境
タイ・ベトナム周遊では、暑さとスコールの両方に対応できる服装と、最低限の雨対策グッズを準備しておくと安心です。
半袖・薄手の長袖・羽織りものを組み合わせ、冷房の効いた室内や夜間でも快適に過ごせるように調整できる服装がおすすめです。
通信環境は、現地SIMカードやeSIM、モバイルWi-Fiルーターなど複数の選択肢があるため、自分のスマートフォンの対応状況に合わせて選びましょう。
マップアプリや翻訳アプリが使えると街歩きやトラブル対応で心強いため、出発前に必要なアプリをインストールし、オフラインでも使える機能は事前に設定しておくと便利です。
タイ・ベトナム周遊を自分らしく楽しむために
タイ・ベトナム周遊は、日数配分やルート設計を工夫することで、短い休暇でも2カ国の魅力をぎゅっと詰め込めるのが最大の魅力です。
まずは自分が重視したいポイントが「都市観光」「グルメ」「ビーチ」「買い物」のどれなのかを整理し、それに合わせてモデルプランや訪問都市を選びましょう。
ベストシーズンや費用感、ビザや治安などの基本情報を押さえておけば、後は自分のペースで街を歩き、カフェや屋台にふらりと立ち寄る余白のある旅にできます。
この記事の内容を参考にしながら、タイとベトナムそれぞれの魅力をバランスよく味わえる、自分だけの周遊プランを組み立ててみてください。

