ベトナム・ホーチミンの治安不安を減らす7つの実践ポイントで安心して旅を楽しもう|スリや詐欺から自分を守るコツ!

旅行準備

ベトナムの経済都市ホーチミンは活気にあふれた人気観光地ですが治安について不安を抱く人も多いです。

銃犯罪やテロなどの重犯罪は少ない一方でスリやひったくりぼったくりなどの軽犯罪は確かに日常的に発生しています。

しかし典型的なリスクの特徴と対策を理解しておけば多くのトラブルは事前に避けることができます。

この記事ではホーチミンの治安傾向とエリア別の注意点さらに旅行者がすぐ実践できる具体的な安全対策を整理してお伝えします。

初めてのベトナム旅行でも必要以上に怖がらずにホーチミンの魅力を安心して楽しめるよう一緒に準備を進めていきましょう。

ベトナム・ホーチミンの治安不安を減らす7つの実践ポイントで安心して旅を楽しもう

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ここではホーチミンの治安に対する不安を具体的な行動に落とし込んで軽くしていくための七つのポイントを紹介します。

貴重品の持ち歩き方

ホーチミンでは財布やパスポートを一箇所にまとめて持ち歩くとスリやひったくりに遭ったときの被害が大きくなります。

パスポートは基本的にホテルのセーフティボックスに保管し外出時は顔写真ページのコピーかスマートフォンに保存した画像を携帯する程度にとどめると安心です。

現金も全額を一つの財布に入れず小分け用のミニ財布やマネーベルトを併用して分散させておくとリスクを下げられます。

クレジットカードも複数枚持つ場合は部屋に置く分と外出用に分けておくと万一のときの復旧がスムーズです。

ポイント 貴重品の分散管理
危険度の目安
主なリスク 財布ごとの盗難
意識したい行動 現金とカードを複数箇所に分ける

バッグとスマホの持ち方

路上やバイクが多い道路脇でのスマホ操作やバッグのぶら下げ持ちはホーチミンで最も多いひったくりの標的になりやすい行動です。

歩きながらスマホ画面を見続けるのではなく必要なときだけ立ち止まり建物側に寄って操作するだけでも狙われる確率は大きく下がります。

ショルダーバッグは車道側ではなく建物側の肩に掛けファスナー部分を体側に向けておくと手先だけのスリに対する抑止になります。

カフェのテラス席や屋台のイスに座るときもバッグを足元に置かず膝の上や体と背もたれの間など常に体に触れている位置に置くのが基本です。

ポイント 持ち方の工夫
危険度の目安
主なリスク バイクによるひったくり
意識したい行動 車道側でスマホやバッグを見せない

移動手段の選び方

ホーチミンでは移動手段の選び方がそのまま治安リスクの高さに直結します。

初めての旅行者や土地勘のない人は流しのタクシーを拾うより配車アプリのGrabやBeなどを使った方が料金面でも安全面でも安心です。

どうしてもタクシーを使う場合は大手のビナサンやマイリンなど公的な評判がある会社の車両をホテルの前やショッピングモールの乗り場から利用するようにしましょう。

深夜の徒歩移動やバイクタクシーの長距離利用はできるだけ避け渋滞が少ない時間帯でも配車アプリでドアツードアの移動を心掛けるとリスクを抑えられます。

ポイント 安全な移動手段の選択
危険度の目安
主なリスク ぼったくりや行き先のごまかし
意識したい行動 配車アプリを優先的に使う

夜の繁華街の歩き方

ホーチミンの夜はネオンが輝きブイビエン通りやファングーラオ通りなどの繁華街が大きな賑わいを見せます。

ただし同じエリアはスリやぼったくり違法薬物の勧誘やガールズバーでの高額請求などトラブルが集中しやすい場所でもあります。

一人で深夜まで飲み歩くのではなく複数人で行動し酒量を抑え終電時間を過ぎる前にホテルへ戻るというメリハリをつけることが重要です。

夜の細い路地や人通りの少ない公園は避け大通り沿いで明るく人の目があるところだけを選んで歩くようにしましょう。

ポイント 繁華街での行動管理
危険度の目安
主なリスク スリ詐欺違法勧誘
意識したい行動 深酒を避けて早めに帰る

両替とお金の扱い

両替時や支払い時に大きな札束を人前で何度も数えたりする行動はホーチミンでは狙われやすいきっかけになります。

両替は空港内のカウンターや大手銀行に併設された両替所ホテル内カウンターなど信頼度の高い場所でまとめて行うのが安全です。

支払い時に財布を開く時間を短くするためレストランや屋台ではよく使う少額紙幣をあらかじめ別ポケットに入れておくと便利で目立ちにくくなります。

クレジットカード決済ではカードを目の前で処理してもらいレシートの金額を必ず確認してから署名する習慣をつけましょう。

ポイント 現金とカードのスマートな扱い
危険度の目安
主なリスク 金額のごまかしやスキミング
意識したい行動 人前で大金を見せない

服装と雰囲気づくり

観光客であることがひと目で分かる派手な服装やブランド品を全身に身につけるスタイルはホーチミンではターゲットとして目立ちやすくなります。

街に溶け込むためにはシンプルな色合いの軽装にし高価な時計や宝飾品は旅行中だけでも外しておくのがおすすめです。

きょろきょろと落ち着きなく周囲を見回すより地図アプリで行き先を事前に確認し自信を持って歩くことで不自然さを減らせます。

必要以上に神経質になる必要はありませんが周囲のペースになじむ服装と振る舞いを意識するだけで声掛けや客引きの頻度も下げることができます。

ポイント 目立たない服装と振る舞い
危険度の目安
主なリスク 観光客狙いの犯罪
意識したい行動 高価な物を見せない

旅行保険と緊急連絡先

どれだけ注意していても軽犯罪や怪我に完全に遭わないと断言することはできないため事前の備えとして旅行保険への加入は欠かせません。

医療費や盗難補償が含まれるプランを選び証券番号と保険会社の連絡先はスマートフォンと紙の両方に控えておくと安心です。

在ホーチミン日本国総領事館や現地警察の電話番号もメモしておけばパスポート紛失や大きなトラブル時に素早く相談できます。

何かあったときに頼れる窓口を知っていることが精神的な余裕につながり結果として冷静な判断で危険を避けやすくなります。

ポイント 万一に備えた事前準備
危険度の目安
主なリスク 治療費負担や手続きの混乱
意識したい行動 保険と連絡先を事前に整理

ホーチミンの治安をエリア別に見る視点

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ここではホーチミンの中でも治安傾向がエリアごとにどう違うのかを把握し泊まる場所や歩くルートを選ぶときの判断材料にしていきます。

全体的な治安水準

ベトナム全体で見るとホーチミンを含めた主要都市の治安は近隣の一部の国と比べて比較的落ち着いていると評価されています。

銃犯罪やテロといった命に関わる事件はまれであり観光客が遭うトラブルの大半はスリやひったくりぼったくりなどの軽犯罪です。

人通りが多く明るい中心部では夜でも多くの人が歩いており最低限の注意を払っていれば極端に恐れる必要はありません。

一方で暗い路地や人気の少ない公園などではローカル住民ですら近づかない場所もあるため観光客はなおさら足を踏み入れない意識が大切です。

観光の中心エリア1区

1区はドンコイ通りやグエンフエ通りベンタン市場など観光スポットやショッピングスポットが集中する最も利用されるエリアです。

警察官や警備員も多く日中の治安は比較的良好ですが人混みの中でのスリや市場での置き引きには常に注意が必要です。

観光客がよく歩く代表的な通りを把握しておくと混雑する場所での警戒レベルを意識しやすくなります。

  • ドンコイ通り周辺
  • グエンフエ通り歩行者天国エリア
  • ベンタン市場とその周辺
  • レロイ通り周辺ショッピングモール

バックパッカー街ファングーラオ

ファングーラオとブイビエン周辺は安宿やバーが密集するバックパッカー街で夜遅くまで騒がしい雰囲気が続きます。

賑やかさと引き換えに酔客を狙ったスリやひったくり客引きによる高額請求などのトラブルも多く夜間の一人歩きは控えた方が安全です。

このエリアを訪れる場合は短時間の散策にとどめ必要以上に路地裏に入り込まないように動線を意識しましょう。

特徴 バックパッカー向けバー街
雰囲気 夜間の騒がしいナイトエリア
主なリスク スリ詐欺違法勧誘
おすすめ滞在スタイル 複数人で短時間だけ楽しむ

中華街チョロン

チョロンは中国系住民が多く暮らす巨大な中華街で市場や寺院など独特の雰囲気を味わえるエリアです。

日中は活気ある問屋街として観光にも人気がありますが夜になると店が閉まり人通りが一気に少なくなり治安リスクが高まります。

観光で訪れるなら明るい時間帯に限りタクシーや配車アプリで往復し夜間の散策は避けるというルールを守るのが賢明です。

特徴 巨大な市場と寺院が集まるエリア
安全な時間帯 日中の営業時間内
主なリスク 夜間のひったくりや恐喝
移動のポイント タクシーや配車アプリで往復

ローカル住宅街エリア

中心部から少し離れたローカル住宅街や郊外の新興住宅地は観光地ほど人混みがなく落ち着いた雰囲気の場所も多いです。

ただし観光客向けのインフラや警備体制は薄く道が暗い場所や街灯が少ないエリアもあるため夜の散歩や写真撮影は控えた方が安全です。

知人宅を訪れる場合やローカルレストランに行く場合は現地の人におすすめのルートを聞き安全なタクシー会社を使うようにしましょう。

観光客がほとんどいない場所では高価なカメラを首から提げて歩かないなど目立たない振る舞いがより重要になります。

観光客が遭いやすい主なトラブルの種類

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ここではホーチミンに滞在する日本人旅行者が実際に遭いやすい典型的なトラブル例を整理しそれぞれの対策の方向性を確認します。

スリとひったくり

ホーチミンで最も多い犯罪は人混みや路上で発生するスリとバイクによるひったくりです。

ショッピングモールや市場ではリュックの外ポケットや開いたバッグの口から財布を抜き取られるケースが多く路上ではスマホやバッグを持った手を狙ったひったくりが頻発します。

建物側を歩くバッグは前に抱えるスマホは歩きながらではなく壁際で使うといった基本動作を徹底することで多くの被害を防げます。

一度狙われると走って追いかけても危険なので被害に遭ってしまったときは深追いせず安全確保を優先し警察や保険会社に連絡しましょう。

発生しやすい場所 市場路上観光スポット前
主なターゲット スマホ財布バッグ
予防のポイント 前掛けと車道側回避
被害後の対応 追いかけず警察と保険に連絡

タクシーと配車アプリのトラブル

ホーチミンではタクシーを巡るトラブルとして遠回りメーターの不正操作行き先をごまかされるなどの事例があります。

配車アプリを使えば料金は事前に表示され行き先もアプリ上で共有されるためドライバーとのコミュニケーションが不安な人にも安心です。

空港や観光地の出口付近で声をかけてくる白タクやアプリを装った非公式ドライバーにはついて行かずアプリ内の正式な呼び出し機能だけを使うようにしましょう。

乗車時には車両ナンバーやドライバー名がアプリ表示と一致しているか確認し支払いはアプリ決済か小額現金でスムーズに済ませるのが安全です。

  • 配車アプリの導入
  • 公式乗り場の利用
  • 白タクの誘いを無視
  • 乗車前の車両確認

価格交渉としつこい客引き

市場や路上の土産物店では外国人向けに最初の提示価格が相場よりかなり高く設定されていることがあります。

値段交渉自体は文化の一部ですが相場を知らないまま焦って決めると高額な買い物になり旅行の満足度を下げかねません。

事前に同じ商品を扱う複数の店を見ておおよその価格帯をつかみ自分が納得できる金額でなければ笑顔で断って次の店に移る余裕を持ちましょう。

客引きがしつこい場合でも強く怒鳴るのではなく目を合わせず短くノーと伝えてその場を離れる方がトラブルを避けやすくなります。

典型的なケース 最初の提示が高額
対策のポイント 複数店舗で相場を把握
断り方 笑顔で短くノーと伝える
避けたい行動 怒鳴る喧嘩腰で返す

偽ツアーと違法カジノ

街中やバーの客引きの中には格安ツアーや高額賞金をうたうゲームに誘い込み後から高額請求を行う悪質なケースも報告されています。

特に観光客しかいないような部屋で行われる違法カジノやカードゲームは最初から勝ち目がなく多額の借金や暴力的な取り立てにつながる危険な場所です。

信頼できるツアー会社やホテルのフロント経由で申し込んだツアーだけを利用し路上の知らない勧誘には一切ついて行かないようにしましょう。

少しでも不安を感じたらその場を離れ近くのカフェやホテルなど安全な場所に避難してから落ち着いて次の行動を考えることが大切です。

  • 路上の怪しい勧誘を避ける
  • ツアーは正規代理店で予約
  • 知らない部屋に入らない
  • 大金を持って夜遊びしない

健康と衛生面のトラブル

ホーチミンは日本よりも気温と湿度が高く冷房の効いた室内と屋外との温度差に体調を崩す旅行者も少なくありません。

屋台やローカル食堂での食事は旅の醍醐味ですが水道水で洗った生野菜や氷などはお腹を壊す原因になることがあります。

ミネラルウォーターのペットボトルを常に携帯しよく加熱された料理を選び生ものは信頼できる店に絞ることでリスクを下げられます。

体調を崩したときに備えて常用薬や胃腸薬熱さましなどを日本から持参し症状が重い場合は早めに日系クリニックや大きな病院を受診しましょう。

主なリスク 食あたり脱水症状
予防策 加熱料理とミネラルウォーター
持参したい物 常備薬と経口補水液
受診先の目安 日系クリニックや総合病院

シーン別に考える安全な行動パターン

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ここでは時間帯や旅のスタイルごとにホーチミンでどう行動すれば治安リスクを抑えながら快適に過ごせるかを具体的なパターンとして整理します。

朝と日中の街歩き

朝から日中にかけてのホーチミンは人も多くカフェや商店も開いているため観光や買い物には最も適した時間帯です。

この時間帯でも市場やバスターミナルなど混雑した場所ではスリのリスクがあるためバッグを身体の前に抱える基本動作は欠かせません。

直射日光が強くなる正午前後は日陰の多い通りを選ぶか屋内施設で過ごし熱中症を防ぐことも安全な旅の重要なポイントです。

  • 午前中に主要スポットを回る
  • 混雑エリアではバッグを前に抱える
  • 水分補給をこまめに行う
  • 日差しの強い時間帯は屋内で過ごす

夕方から夜の移動

夕方以降は気温が下がり観光客も外出しやすくなりますが日が暮れるにつれて治安リスクは緩やかに高まります。

暗くなってからは知らない道の徒歩移動を減らしホテルからタクシーや配車アプリで目的地へ向かう移動スタイルが安全です。

レストランやナイトスポットからの帰りは店員にタクシーを呼んでもらうか明るい大通りまで出てから車を拾うようにしましょう。

おすすめの移動方法 タクシーや配車アプリ
注意したい時間帯 日没後から深夜
避けたい行動 暗い路地の徒歩移動
安全確保のコツ 明るい大通りを選んで歩く

深夜のナイトスポット利用

深夜のバーやクラブを楽しみたい場合は事前に評判の良い店を調べておき現地在住者やホテルスタッフのおすすめ情報も参考にしましょう。

飲酒量が増えると判断力が低下し財布やスマホの管理がおろそかになりがちなので酔い過ぎない範囲で楽しむ自制心が必要です。

終電という概念はありませんが夜遅くなるほどトラブルに巻き込まれる確率は高まるため帰宅時間の上限を自分の中で決めておくと安心です。

  • 信頼できる店だけに行く
  • 酔い過ぎない程度で楽しむ
  • 帰宅時間の目安を決めておく
  • タクシーでドアツードア移動を心掛ける

ビジネス出張での滞在スタイル

ビジネス出張でホーチミンを訪れる場合は日中にオフィスや工場を訪問し夜は取引先との会食や接待が入るケースが多くなります。

会食先や接待場所の選定は現地法人や信頼できる取引先に任せ自分だけで見知らぬ店を開拓しないことが安全面での基本です。

接待後に一人で飲み直しに出かける行動はトラブルの火種になりやすいためホテルに直帰してオンラインでゆっくり過ごす選択も検討しましょう。

おすすめの宿泊エリア 1区中心部や日系ホテル周辺
会食のスタイル 現地法人や取引先に任せる
避けたい行動 深夜の一人飲み歩き
移動手段 会社手配車や配車アプリ

子連れや女性一人旅での工夫

子連れ旅行や女性一人旅では治安への不安が大きくなりがちですが事前の準備と時間帯の工夫でリスクを大きく抑えることができます。

ホテルは1区の大通り沿いやショッピングモールに近いエリアを選び夜道を長く歩かずにすむ立地を優先すると安心です。

観光は午前から夕方までに集中させ暗くなる前にホテル周辺に戻り夕食も徒歩圏内やモール内で済ませるスタイルにすると負担が軽くなります。

  • 立地の良いホテルを選ぶ
  • 観光は日中に集中させる
  • 夜はホテル周辺だけで行動する
  • 荷物はコンパクトにまとめる

ホーチミンの治安を理解して安心して旅するための視点

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ホーチミンは軽犯罪への注意こそ必要ですが事前にリスクの傾向を知り基本的な対策を押さえておけば多くの旅行者が安全に楽しめる都市です。

エリアごとの特徴や時間帯による安全度の違いを意識しながら行動パターンを選ぶことで必要以上に行動範囲を狭めず都市の魅力を満喫できます。

貴重品管理や移動手段の選び方服装や振る舞いといった日常的な工夫を積み重ねることが何よりの防犯対策になります。

準備と心構えさえ整えておけばベトナム最大の商業都市ホーチミンはグルメやショッピング歴史スポットなど多彩な魅力を安心して味わえる旅先になるでしょう。